書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜第6章から第7章まで


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ゲーム製作者必読の書と言われるルールズ・オブ・プレイ(上)を読んで、個人的に感じたことなどをメモ。後で見返した時の個人的メモなので、いろいろと変なところもあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。

書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜はじめにから第3章まで
書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜第4章から第5章まで

第6章「インタラクティビティ」

この章では、インタラクション、インタラクティビティ、インタラクティブについて、一般的な概念からゲームにおけるインタラクティビティについて解説しています。また、ゲームにおける選択という行為について、解剖を行うことで、そのゲームにおける足りない点を明確にできるとしています。ただし、選択の分解は1つの道具であり、万能ではないともしています。
また、ゲームにおける可能性の空間について言及し、ゲームにおける重要な要素としています。

キーワード:インタラクション、インタラクティビティ、インタラクティブ、行為、結果、選択の解剖

個人的メモ:インタクティブがゲームを形成する上で必要な要素であることが十分するぎるほどわかりました。ただ、インタクティブ自体がゲームか?と言われると、そもそもインタクティブ自体があらゆる物事に当てはまるため、ゲーム=インタラクティブではないんだろうなと。そのあたりは、この本を読んでいても感じました。
また、選択の解剖については、かなり興味深い概念です。本書では、5つの段階に分けていますが、それぞれの段階が確かにゲームを制作する上で、考えておきたいポイントだと思いました。自分が作ったゲームの場合、いくつか足りていないポイントがあったなあと実感します。
また、選択においては、ミクロの選択とマクロの選択という言葉を使い、戦術と戦略に当てはめており、うまい表現だと感じました。
何も考えずにゲームを作ることはできますが、この章を読んでから作ると、ゲームをデザインする際に、さらに視野が広がる、つまり見るべきポイントが増えるので、よりよいゲームを制作できるようにも思います。

第7章「ゲームを定義する」

この章では、執筆者たちのゲームの定義を提案しています。その定義に入る前に、遊びとゲームの違い、また先人たちが提案しているゲームの定義について列挙しています。

キーワード:ゲームの定義、遊び

個人的メモ:ここに来て、「ゲームとは何か?」について明確に定義をしています。個人的にいろいろなゲームの定義が列挙されている点はとても面白く拝読しました。また、執筆者たちが提案しているゲームの定義については、とても興味深いです。なぜなら、彼ら自身の定義では、一般的にゲームと言われるものをゲームと定義できない可能性もあり、それを自分たち自身で説明てしているからです。
個人的にですが、執筆者たちのゲームの定義は、なんとなくデジタルゲーム系らしい感じを受けました。それは良い意味でです。そもそも彼らの目的自体は、面白いゲームを作ることであり、それは彼らの領域において定義でき、それによって面白いゲームができれば良いからです。
この辺りは、個人的に目から鱗でした。つまり、ゲームというものを、すべてのゲームが当てはまるような定義にすることが大切なのではなく、ゲーム自体に形を与えることが重要という点です。そのため、本書内でもこの定義は狭い感じもするというような文章があり、あえて狭くしているのだなあと感じました。
この辺りの感覚は、日本人にはないかもしれないなあと思ったり。
また、先人たちのゲームの定義にはルールの要素が入っており、この辺りは非常に興味深いです。なぜなら、多くの人がルールがないゲームは存在し得ないと考えているからです。例えば、「100万円を稼いだら勝ち」というゲームがあったとして、方法は問わない場合、これはルールがないとも言えそうです。そしてその面白さは、どうやってプレーヤーが100万円を稼ぐか?という点にあるようにも思います。ルールがないものはゲームではないという考え方もできますし、「100万円を稼いだら勝ち」という目的そのものがルールでもあるという考え方もできます。
ただ、個人的にはルールと目的は別個に考えたほうが良いのではないか?と思っています。というのも、ルールと目的は性質が異なるものだからです。

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