書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜第14章から15章まで


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ゲーム製作者必読の書と言われるルールズ・オブ・プレイ(上)を読んで、個人的に感じたことなどをメモ。後で見返した時の個人的メモなので、いろいろと変なところもあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。

書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜はじめにから第3章まで
書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜第4章から第5章まで
書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜第6章から第7章まで
書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜第8章から第10章まで
書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜第11章から13章まで

今回は、ゆるもく読書会でルールズ・オブ・プレイを読みましたヽ(´▽`)/〜♪

第14章「創発システムとしてのゲーム」

この章では、創発システムとは何か?について、複雑さを例に解説しています。ゲームを制作する上で、複雑さをどう取り扱っていくのかについて、4種類のシステムの例や創発が起きる状況などについて、細かく解説しています。これまでは、どちらかというとゲームにおける要素の定義でしたが、この章からはゲームを作る上で押さえておきたいポイントについて書かれています。

キーワード:創発、創発システム、複雑さ、固定、周期、混沌、ゲームで遊ぶとは、ボトムアップ、ライフゲーム、エンジン、組み合わせ、文脈、可能性の空間、ゲームデザイナーの磨くべき重要な能力

個人的メモ:そもそも創発システムとは何か? について、わかりやすく解説されています。創発システム自体は、とても単純な概念ですが、それを生み出すのがとても大変に感じました。
「Artificial Life(人工生命)」という言葉を生み出したアメリカ合衆国の計算機科学者「クリストファー・ラングトン氏」が提唱する4種類のシステムの話は、ゲームを作る上でざっくりと押さえておきたい概念だと思います。
プログラマで数学者ジョン・キャスティ氏の話も興味深く、複雑さの障壁を超える話は、創発システムを理解する上でわかりやすい例えです。
また、ゲームを作る上で大切な「組み合わせ」と「文脈」について昔流行ったライフゲームを例に紹介しており、懐かしさ半分と納得できる例えでもありました。まだまだ、個人的には理解が及んでいない点もありますが。
また、「ルールが複雑な方が、システムにおいて、いっそう複雑であるとは限らない。」という話は、ゲーム制作の上で知っておきたい内容です。ルールを複雑にすれば、面白いゲームができるというわけではないので、一度読んでおきたい項目だなあと。
まあ、実際に複雑さについて理解していれば、よくわかる内容ではあるのですが。
この章で語られる創発のシステムは、無限の可能性を生む概念で、繰り返し遊びたくさせるための鍵となるデザインの方策でもあるので、ゲーム製作者にとっては基本的な概念になりそうな気がします。
ゲームで遊ぶとは何か?については、個人的に複雑さを理解する上でわかりやすい例えでした。

第15章「不確かさのシステムとしてのゲーム」

この章ではゲームの中心にある不確かさについて解説しています。不確かさというと、ランダムなどを想像しがちですが、ランダムな要素(例えばダイスなど)を入れれば良いという話ではありません。不確かさとは何か? そしてゲームバランスに大きな影響を与える不確かさを理解する上で読んでおきたい項目。

キーワード:確率、確かさ、不確かさ、リスク、ランダムな感じ、事象(イヴェント)、ゲームバランス、不確かさの崩壊

個人的メモ:不確かさについて改めて考える良い章でした。不確かさとリスクの関係性についても、理解が深まりました。
最初に、「スポーツ中継が生放送なわけ」について書いてありますが、この例でゲームにおいても不確かさの重要性がわかります。
また、個人的に一番興味深かったのは、「ランダムな感じ」の項目です。ダイヤモンドゲームを例にランダムな感じについて解説していますが、この感覚はゲームを作る上で知っておくと良い気がします。プレーヤー側として知ってしまうと逆につまらないかもしれません。マジックの種明かし的な感じかなと。
組み合わせの結果を事象(イヴェント)と呼び、イベントの発生頻度について把握するという話は、ゲームを作る上では誰しもが考える内容かなと。
また、「不確かさの崩壊」の章では、コンピュータのランダム、偶然を戦略に利用する、確率についての誤解について取り上げていますが、これはゲームを作る上で知っておく必要がある内容だなあと。特にの確率についての誤解については、ゲームバランスに大きく影響する項目なので、ゲームを作る上で知らないと逆に損をする内容だと思いました。

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