書籍「ルールズ・オブ・プレイ(上)ゲームデザインの基礎」の個人的メモ〜はじめにから第3章まで


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ゲーム製作者必読の書と言われるルールズ・オブ・プレイ(上)を読み始めました。

まだ、第3章までしか読んでないですが、個人的に感じたことなどをメモ。後で見返した時の個人的メモなので、いろいろと変なところもあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。

あと、私は運良く新品を見つけることができましたが、絶版なので、基本中古しかないみたいです。

はじめに

掴み的な章です。

キーワード:インタラクティビティ

第1章「この本について」

タイトルそのまま。本の概要が記載されています。あと、執筆者のゲームに対する整理の方向性も書いてありました。
これまでのゲームデザインの議論や論文などから、執筆者が考えた分類です。ゲームの分類と敢えて書かなかったのは、執筆者の方達のスタンスから。
個人的に一番見るべきところは、読書案内かなと思いました。参考とした文献とちょっとした解説、おすすめの章が記載されているのですが、どれも面白そうです。時間を見つけて、軽く全部目を通したいなと思いました。

キーワード:ゲームデザインのスキーマ(図式)、ルール、遊び、文化

個人的メモ:この段階で、ゲームと遊びが分かれている点が興味深い。

第2章「デザインの進め方」

ゲームデザインの大切なポイントは、繰り返しだと述べ、演習を通してそれを学ぶことを進めています。演習には、いろいろな種類があります。それぞれの演習がどのような内容で、どのようなデザインについて学べるというよりも、特定のデザインについて理解を深めることができるか?ということがまとめられています。

キーワード:繰り返しによるデザイン、ゲームデザイン演習

個人的メモ:演習については後々の章に記載されているそうなので、楽しみです。個人的に、この本を元に演習をしてみるのも楽しそうだなあと。

依頼エッセイ「ボードゲームのデザインとテスト-ロード・オブ・ザ・リング」

ライナークニツィア氏がロード・オブ・ザ・リングのボードゲームを作った時の話のエッセイです。具体的な方法論についてはほとんど触れておらず、どちらかというと、こんな風にゲームを作ったよという内容です。読み物としては、とても面白いですが、ゲームデザインという意味では、参考程度という感じでしょうか。

キーワード:台本によるゲームシステム

個人的メモ:ロード・オブ・ザ・リングのボードゲームは百万セット以上売れているそうです。すごい。

第3章「意味ある遊び」

「意味のある遊び」をキーワードに、ゲームデザインについて検討している章です。ホイジンガ氏の説などを出しながら、「首尾よく運ぶゲームデザインの目標は意味のある遊びを生み出すこと」と結論を出しています。さらに、意味のある遊びについて、推し進め、ゲームに必要なことについてまとめています。

キーワード:意味ある遊び、説明する定義、評価する定義、認識できる、統合できる、フィードバック、分かること

個人的メモ:この章はとても短いので、ゲーム制作をする上で、軽く読んでおくと、制作するゲームに深みが出そうな気がしました。この章を読むだけでも、例えば人狼の欠点は、そもそもゲームに必要なことが足りていないからだと考えることもできるためです。とても意味のある内容だと思いました。
ただ、個人的にここまで読んで、この本では、ゲームとは何かについては、これ以上触れられないのではないか?と感じました。第4章からは記号論などについて論じられるためです。
本書では、ゲームとは何か?について、ある程度、答えを出しています。しかし、個人的には別な定義の方が、しっくりくるのではないかなと考えています。このあたりは、もう少し読んでみないとわからないなあという印象です。
1つ言えることは、本書と執筆者の立ち位置は、ゲームを制作する側から見たゲームであり、ゲームデザインなのだろうということです。実際に、本書の多くは、ゲームのパターンについてまとめられているので、ゲーム制作者にとっては、非常に価値のあるものだと思います。
ゲームの専門学校や大学のゲームに関する講義などでは、きっとこれらの話は、しっかり教えられているんだろうなと思うと、ゲーム制作者の方達はすごいなあと思いました。まだ、ざっくりですが、ソフトウェアパターンやアジャイル開発などが頭をよぎったので、ソフトウェア開発と似ているところはありそうかなあと。

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