インタラクションとは何か? コミュニケーションとの違いとは?(個人的考察)


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これはインタラクションについて考えた個人的な考察です。主にボードゲームにおけるインタラクションの例や書籍などの情報から、インタラクションに迫っていきます。

インタラクションとは

インタラクションとは、相互作用と訳される。

では、相互作用とはなんなのか?

その辺りについては、あまり詳しく書かれていない。

「インタラクションとは出力に対して、新しい入力を得ることの連鎖ではないか?」と個人的に考える。

インタラクションとレスポンスの違い

入力Aに対して、出力Bをする「C」があったとする。

この「C」対して「人」が初めて入力Aを行った時、出力Bは人にとって新しい出力だったとする。

さて、同じ作業を行った場合、「人」は「出力B」に対して、新鮮味を持てるだろうか?

答えはノーである。

つまり、出力Bを知ってしまっている場合、この入出力装置「C」はレスポンス装置と言える。

もし、この出力Bを知らなかった場合、人は出力Bについて新鮮味を感じる。

この出力Bについて、入出力装置「C」の視点で見ると、人間に出力Bが入力されたと考えることができる。

そして、新鮮味を感じるというのは、出力でもある。例えば、出力Bに対して「面白い」と言うなどである。

もし、この「面白い」という言葉に対して、入出力装置「C」が新たな出力Dを行ったとしよう。

人は、その出力Dを得て、さらに「すごい!」といったとする。そして、その「すごい!」に対して・・・。

と、このように、入出力が連続で起きることがインタラクションの1つの要素と考える。

インタラクションに必要な要素

上記の内容で、1点、押さえておかなければならない点がある。それが「新鮮味」という点である。

もし、新鮮味がなかった場合、単純なレスポンスの繰り返しとなる。そして、それはインタラクションではないと個人的に考えている。あえて言えば、作業か。

つまり新しい出力が得られなかった場合、インタラクションではない(人はそれにインタラクションを感じない)と個人的に考える。

コミュニケーションとインタラクションの違い

コミュニケーションをインタラクションと言う人がいる。しかし、個人的にはまったく別のものと考える。

それは上記に記載通り、インタラクションとは入力に対して新しい出力が求められ、それが連続で起きる必要があるからである。

コミュニケーションにも、そのような側面はあるが、そもそもコミュニケーションは情報意思伝達のために行う行為であり、そこに新しさ(新鮮味)は必要ない。

それが、インタラクションとコミュニケーションの大きな違いであると個人的に考える。

テレビゲームとボードゲームにおけるインタラクションの違い

テレビゲームはとてもわかりやすい。

コントローラーを使って、情報を入力(人の視点に立てば、ボタンを押すという出力)をすることで、画面上で何かが起きる(出力)。その出力は常に変化していく。

まったく同じ変化しかしないゲームは、単純なレンスポンス装置になる。そうなると、インタラクションではなくなり、人は飽きる。

では、ボードゲームについてはどうか。

ボードゲーム自体でも入出力は行われているため、最初はボードゲーム自体にもインタラクションがあるが、回数を繰り返すと新しい出力が得られなくなるため、ボードゲーム自体にインタラクションを感じなくなる。

しかし、ボードゲームをプレイすると、人と人との入出力が行われ、それは参加する人によって変化し、新しい入出力を得られるため、インタラクションが発生すると考えられる。

テレビゲームにおいても、プレーヤー間のつながりが重要と言われているのは、ボードゲームのインタラクションの要素であると考える。単純にプレーヤー間のコミュニケーションではないことは、実際に流行っているゲームを考えると納得できる。

長考とインタラクション

長考問題が度々ボードゲーム界隈では出てくる。

この長考問題について、インタラクションという観点から考えるとわかりやすい。

つまり、長考とは、出力が遅い(新しい入力を得られない)ということであり、長考の間、インタラクションが発生していないのである。

そして、インタラクションが発生しないと、人は飽きてしまうのである。

逆に言えば、長考の間に、情報の入出力があれば、インタラクションが発生する可能性があり、他のプレーヤーの長考について感じない可能性がある。

そのようなゲームシステムを組み込むことができれば、長考問題は解消されると考える。

インタラクションに関する余談

ちなみに、コミュニケーションが不要というわけではないので、誤解なきよう。個人的に、インタラクション=コミュニケーションという雰囲気がなんとなく違うのではないかなと思って考えてみただけです。

入出力というと、わかりにくいけれど、反応という言葉にするとわかりやすいかもしれません。

というのも、いろいろなボードゲーム関連の方々と話していて、インタラクションが重要という話をしているのにいつの間にかコミュニケーションの話になっていることが非常に多かったで、区別はした方が良いのだろうなあと個人的に思っています。

そもそも、コミュニケーションゲームとインタラクションゲームは全く別の物なのですが、インタラクション自体についてちゃんと定義できていないので、コミュニケーション=インタラクションみたいな雰囲気になってしまうのだろうなと。


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